AKB48の公式ライバルグループ乃木坂46の白石麻衣が9日、東京ドームで行われたプロ野球「楽天―日本ハム戦」の始球式に登場した。

プロ野球「楽天―日本ハム戦」の始球式に登場した乃木坂46の白石麻衣

『東北楽天イーグルスVS北海道日本ハムファイターズ』戦において行われた同イベントで、乃木坂46は3日に発売された6thシングル『ガールズルール』をパフォーマンス。国歌斉唱は、ロックバンド・シドのボーカル・マオが務め、ドームに集まった観客を盛り上げた。また、試合前の始球式では、同シングルで新センターとなった白石麻衣が登板。一緒にキャッチボールをして「良い球を投げる」と褒められたという楽天のマー君こと田中将大投手が見守る中、渾身の一球を放ったが、ボールは数回バウンドしてキャッチャーミットに収まるという結果に。白石は、悔しさで思わずマウンドに突っ伏したが笑顔でグラウンドを後にした。

始球式終了後、報道陣の取材に応じた白石は「自信があったのに、人生で一番緊張した……」と声を震わせ、「練習では良い感じだったのに、投げれなくて悔しい。チャンスがあればリベンジしたい」と大号泣。中学の時はソフトボール部に所属し、数日前から行っていた投球の練習ではストライクゾーンに入っていたという白石。「マウンドで泣いちゃダメだと思ったから、こらえました。でも、練習に付き合ってくれたスタッフさんたちの顔を見たら申し訳無くて」と悔し涙は収まらず、「マー君も後ろで見守ってくれてたのに……。次は笑って出来るように、教えてもらった事を忘れずに頑張りたい」とリベンジを誓った。

消沈する白石に、松村沙友理は「練習では女の子だったら届かない距離を投げてました。私たちは分かってるよ。スゴイ格好良かった」と慰め、前センターの生駒里奈も「東京ドームがスゴイって事ですよ」と優しくフォロー。また、田中投手と話したという生駒は「身長が188cmあるので、並んだら巨人と小人みたいで。プロ野球選手は、こんなに良い体をしてるから良い球が投げられるんだなぁと思いました」と笑いを誘い、松村も「マー君はまいやん(白石)に夢中だったよ」とにっこり。メンバーからの励ましに「今日は12連勝になるように最後まで全力で応援します!」と気を取り直した白石は、6回裏の楽天の選手アナウンスなどを体験。試合結果は、応援の甲斐あってか5-0の無失点で楽天が勝利した。