女優の篠原涼子が、ブラッド・ピット主演の映画『ワールド・ウォーZ』の日本語吹き替えを担当することになり、4日、都内で行われた発表会に出席した。

映画『ワールド・ウォーZ』の声優発表会に出席した篠原涼子

ブラッド・ピットの最新作となる本作は、全人類を絶滅へと導く"謎のウイルス"の感染の原因を探るため、カオス化した世界を奔走する主人公ジェリーの姿を描いたパニックムービー。アメリカでは6月21日から公開されて大ヒットを記録している。

篠原は、ブラッド・ピットが演じる主人公ジェリーの妻カリン・レイン(ミレイユ・イーノス)の日本語吹き替え版を担当。この日はアフレコ収録が行われ、その後の記者会見に臨み「昔からアフレコの仕事をやってみたいと思っていましたし、(声優業が)興味深い仕事だったので、オファーが来た時はうれしかったです」と笑顔で話して「色々と考えたり頭デッカチになりますから、カリンがやっている映像を見て直感的な気持ちを大切にして臨みました」と収録を振り返った。吹き替え版とはいえ、本作は篠原にとって初めてのハリウッド作品。「アフレコも初めてに近かったので緊張しました。女優として? お声が掛かれば喜んで!」とハリウッド進出にも意欲を見せていた。

篠原は、昨年2月に第二子を産み、母としての顔も持つが、本作で日本語吹き替え版を担当したカリンにも重なる。「夫を主人公とイメージした?」と報道陣が質問すると、主催者が止めに入るも「(市村は)家族を大切にする方です。仕事も友だちも大切にする。両方かな(笑)」と笑顔で報道陣の質問に答えて「子どもはもうこの映画の内容とかが分かると思いますよ。アニメに限らずいろんな作品を見るのが大好きなので」と幸せオーラを漂わせていた。映画『ワールド・ウォーZ』は、8月10日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開。