JR東日本とびゅうトラベルサービスは、寝台特急「カシオペア」を使用したツアー「カシオペアクルーズ for あきた」を発売する。1日目の往路では、通常、東北本線経由で走行する「カシオペア」が、日本海ルート(上越線・羽越本線経由)で上野~秋田間を運行する。

寝台特急「カシオペア」。秋田デスティネーションキャンペーンの特別企画「カシオペアクルーズ for あきた」に使用される

同ツアーは10月より実施される秋田デスティネーションキャンペーン(秋田DC)の特別企画。日本海ルートを通る1日目の往路では、車内の各部屋から日本海の景色を楽しんでもらうため、1号車を先頭に走行するという。2~3日目は秋田・青森・岩手を巡る4つのコースに分かれ、観光を楽しむ。4日目の復路となる「カシオペア」は東北本線経由での運行となる。

「カシオペア」の車内では、初の試みとして、「バトラー」と呼ばれる車内サービス専門スタッフが乗車。車内での案内やウェルカムドリンク、特別アメニティーの配布などを担当する。また、洞爺湖サミットで総料理長を務めた「ホテルメトロポリタン エドモント」名誉総料理長の中村勝宏シェフがプロデュースした特別メニューや、青森県八戸市「洋酒喫茶プリンス」マスターの佐々木良蔵氏によるスペシャルカクテルも味わえるという。

「カシオペアクルーズ for あきた」は10月5日出発で、募集人数は4コース合わせて140名。旅行代金は36万8,000~44万8,000円。展望室・スイート・デラックスの各室は抽選での受付となる。受付期間は7月12日9時30分から7月16日18時まで。当選発表は7月19日頃の予定。ツインの販売開始は7月22日14時から。カシオペアクルーズ専用ダイヤルやカシオペアクルーズ専用サイトなどで受け付ける。