ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスらが20日(現地時間)、米ロサンゼルスのウェスト・ヴィレッジ・シアターにて開催された映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のワールド・プレミアに登場した。

映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のワールド・プレミアに登場したブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスら

このイベントには、世界中から熱狂的なファン約1000人と多くの報道陣が集結。ラスベガスをイメージした会場に、トッド・フィリップス監督をはじめ、ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ、ケン・チョン、ヘザー・グラハムらが登場すると、同作3部作の完結を惜しみ、感極まり泣くファンの姿も見られた。

フィル役を務めたブラッドリー・クーパーは、同作について「監督がまた最高にヤラかしてくれることは分かってたし、実際ホントに素晴らしかったよ。今回はチャウがシリーズ史上最強にブッ飛んでて、名優ジョン・グッドマンも登場する。色々盛りだくさんなんだよ!期待して欲しいね!」とテンション高くコメント。ステュ役を演じたエド・ヘルムズは、「ホント楽しかった。そして激しかった(笑)。みんなこれ以上ないくらい頑張ったし、この上なくすばらしい友情も築けた。今の気持ちを例えるとしたら、ジェットコースターに乗って最後にプラットフォームに戻ってくる時があるじゃない? 終わるのが寂しくて、でもやっぱりこのまま乗ってたいら怪我するかもしれない、気分悪くなるかもしれない、でももう降りるべき時かもしれないなっていって気持ちだね。今は感謝の気持ちで一杯だよ」と同作をもって3部作が完結する『ハングオーバー』シリーズを振り返った。さらに、アラン役のザック・ガリフィアナキスは、「この映画に携わることができて本当に光栄に思う。感謝の気持ちが一番強いね。みんなで笑いを詰め込んだ映画を作ったから、世の中の人がきっと笑顔になってくれると思う。みんなを笑わせて気持ちをよくしたいね!」と、同作内での役どころと違い、"真面目"に応えていた。

ほか、3部作すべてを手掛けたトッド・フィリップス監督は、「今夜また、みんなに会えて最高だよ! これが最後ということで、Bitter&Sweetな気持ちだね。世界中の人々を最高の笑いに包んだってことを思うとハッピーだし、やり尽くした達成感もある。でも、もう終わるのは寂しいね。一作目を作った時は、ただ人が観てくれるだけで嬉しかった。それが驚くほどの大ヒット……そして今日はハングオーバーの完結編のワールド・プレミアだよ。これ以上ないくらい最高の気分だよ!」と同シリーズ最終作をアピールした。

映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』は、世界27カ国で公開初登場1位を記録、ゴールデングローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)で最優秀作品賞を獲得した映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2010年)、コメディ映画史上最高のオープニング記録を樹立した『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い国境を越える』(2011年)と公開されるたびにヒットを続けている映画『ハングオーバー』シリーズの最終章となる。

映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』は、6月28日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか 字幕/吹替同時公開。

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