交通機関や職場で体臭が気になる人が多い

ファブレスメーカー事業等を手掛けるブラシナはこのほど、「体臭・加齢臭に対する意識調査」の結果を発表した。同調査は都市部(札幌市・東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市)在住のインターネット調査モニターを対象として、5月2日~5日にかけ実施。600名から回答を得た。

他人の体臭が気になりやすい場所は「電車の中」「職場」

「自分以外の人の体臭が気になったことはあるか」との問いには、86.3%が「はい」と回答。女性だけで見てみると90.3%が、自分以外の体臭が気になったことがあると答えた(男性は82.7%)。

体臭が気になった場所としては、通勤や通学を含む主な交通手段が「公共交通」である人のうち90.0%が、自分以外の体臭が気になったことがあると答えた。しかし全体を見ると、1位は「職場(執務中)」が46.1%で1位。男性に限ってみると、55.5%が執務中に人の体臭が気になったことがあると答えた。

女性の36%以上は、配偶者の体臭が気になる

男性は同僚や上司など仕事関係の相手の体臭が気になる

「誰の体臭が気になるか」との問いには、女性の36%以上が「配偶者」と回答。対して男性は46.2%が「同僚」と答えた。20代の意見では「友人」と答えた人が約32%となった。「その他=他人」という声も多く、男女ともに20%前後の回答が集まった。また20代・30代・40代では「上司」が30%以上の結果となった。

気になるニオイ、自分自身は「口臭」。他人は「加齢臭」

自分の加齢臭は気付きにくい

「自身の体臭について気になったことがあるか」との問いには、他人の体臭より低い68.2%が「はい」と答えた。また「自分のどんな体臭が気になるか」との問いには、「口臭」が58.7%で1位。次いで「汗」「脇」がそれぞれ約36%となった。

これに対し「自分以外の体臭」の場合は「加齢臭」が50.6%を占め、次に「口臭」の48.6%、「汗」の27.0%となった。また、「加齢臭」の発生スポットとして最も認知されているのは「耳の裏」で48.5%。「脇」が33.8%で続いた。

いいニオイがしそうな有名人、1位は福山雅治

いいニオイがしそうな男性有名人、1位は福山雅治

「40歳以上の男性有名人について、いいニオイがしそうな人と加齢臭(オヤジ臭)がキツそうな人」を聞いたところ、いいニオイがしそうな有名人には、福山雅治、石田純一、木村拓哉などがあがった。一方、加齢臭のキツそうな有名人には、出川哲郎、蛭子能収、江頭2:50の名があがった。調査の詳細は「ブラシナのニュースリリース」で閲覧できる。