公開初日を迎えた映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』の舞台あいさつが11日、東京・有楽町の丸の内 TOEIで行われ、大泉洋、松田龍平、尾野真千子、ゴリ、渡部篤郎、橋本一監督が出席した。

映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』の舞台あいさつを行った松田龍平(左から)、大泉洋、尾野真知千子

本作は、2011年9月に公開されて大ヒットを記録した『探偵はBARにいる』の続編。探偵(大泉洋)と相棒の高田(松田龍平)が行きつけのショーパブ、"トムボーイズ・パーティー"のホステスであるオカマのマサコちゃん(ゴリ)が、無残な撲殺死体で発見された。友人だったマサコちゃんの死の真相を暴こうと、高田と共に動き始める探偵の前に、謎の美女、弓子(尾野真千子)が出現。その弓子の依頼で探偵と高田は本格的な調査を始める。

舞台あいさつが行われた東京・有楽町は、あいにくの空模様だったが、主演の大泉は「撮影中もずっと雨、完成披露試写会も雨。5月11日も雨と思っていたら本当に雨。この悪天候にもかかわらず誠にありがとうございます!」と観客に感謝の言葉を口にして「皆さんのお力で『探偵はBAR2』を盛り上げて下さい! 皆さんのお力で大泉を男にして下さい!」とまるで選挙演説のようなあいさつに客席は大盛り上がり。一方の松田は「やっぱりパート2ということで、もっと面白いモノにしなくてはならないと思って現場に行きましたが、大泉さんの顔を見て安心しました」と振り返り、大泉の「僕に父親(松田優作)の面影を重ねている感じでしたよ」という発言に「重ねてないですね」と否定して会場を湧かせた。

また、同シリーズの大ファンだという尾野は「前は小雪さんがいらっしゃったんですけど。(舞台に立てて)本当にうれしいです」と笑顔。そんな尾野に大泉が「小雪さんはその時妊娠なさっていたんですけど、尾野さんはどうなんですか?」と質問すると、尾野は即座に「してないです!」と否定していた。