足の裏をくっつけて座り、膝を床に近づけ、両手を前に伸ばす

整体師の大山奏です。春は新しいことをスタートするのにピッタリ。大掃除や引っ越しをする方も多いのではないでしょうか。重たい荷物を持つ時に気をつけたいのが腰痛です。今回は腰痛の予防効果もある、お尻の中でも大きな筋肉「大殿筋」のストレッチを紹介します。

大殿筋ストレッチ

Step1:両方の足の裏をくっつけて座ります

Step2:背筋を伸ばし、なるべく膝を床に近づけます

Step3:背中を伸ばしたまま、両手を前に伸ばします

息を吐きながら身体の重さで楽に前に伸ばしてください。息を吐ききったらゆっくりと息を吸いつつ身体を起こします。最初は足をくっつけた姿勢になるだけでも辛いかもしれません。その場合は無理をしないようにしてください。毎日続けていけば、早ければ3日後ぐらいから辛さが緩和されてきます。

お風呂上りに水分補給しながらストレッチ

お風呂上りに水分補給はしていますか? 喉が渇いたと感じなくてもお風呂ではかなり汗をかいているものなので、コップ一杯の水分補給をオススメします。その後ゆっくりする間にこのストレッチをしてみてください。呼吸をゆっくりすれば身体のリラックスにもなり、安眠効果も期待できます。

ゆがんだ歩き方を正す効果も

大殿筋のストレッチは、上半身と下半身をつなぐ役目を果たしています。腰痛の中でも筋肉性の腰痛の場合は、大殿筋を柔軟にしておくことで予防できます。歩く時にも使う筋肉のため、どちらか片方の筋肉が固まっているとぎこちない歩き方になる場合もあります。

特に男性は女性よりも身体が固い傾向があり、男性の中にはStep1の姿勢だけでも苦しいという人もいると思います。ですが、このストレッチは効果が早く現れやすいので、続けているとモチベーションもアップするはず。きれいな歩き方を手に入れるためにも、是非取り組んでみてください。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」