トヨタの新型「クラウン」プロモーションイベントが19日、東京・代官山で行われた。会場には、新型「クラウン」の象徴的なカラーで、年末の発売を予定している特別色・ピンクの「クラウン」10台も登場した。

ピンクの似合う"愛されオヤジ"10人とピンク色クラウンのフォトセッション

イベントでは、「ピンククラウンが似合う、愛されオヤジ10人」によるトークショーも実施。テリー伊藤さん、竹中直人さん、平尾誠二さん、パンツェッタ・ジローラモさん、石田衣良さん、桐島ローランドさん、落合務さん、齋藤孝さん、箭内道彦さん、宍戸錠さんの計10人が、それぞれピンクを取り入れたファッションで登壇した。

ピンク色クラウンの感想と、人から愛される秘けつをテーマにトークを展開

「じつはうちの兄貴が新しいクラウンを買ったんですよ」とテリーさん。「ピンクを買いに行ったらまだ売ってなくて、年末に出るって話があったのに、我慢できずに白いクラウンを買ってました。伊藤家はすごいですよ。クラウンは6台くらい乗っているので、東京トヨペットの築地店の人がもみ手で来ますから(笑)」と語り、報道陣を笑わせた。

竹中さんはピンク色クラウンの感想を、「正面の顔がかっこいいし力強くてびっくり。ピンクは学生時代(竹中さんは多摩美大卒)、色彩合成などでよく使っていた好きな色。クラウンのピンクは上品で力強くて感動しました」と述べた。

ピンクのネクタイで登壇した齋藤さん(明治大学教授)は、「学生といるときは明るい服装を心がけていて、これ(ネクタイ)も自前。人を明るい気分にさせるのがいいと思って、今日も自信を持って着てきたのですが……」。その視線の先には、上下ピンクのスーツに身を包んだ箭内さんが。「箭内さんずるいですよね! 1人勝ちですよね!」とテリーさんにも指摘され、「みんなこんな感じで来ると思ったんですよ。仕事柄、真面目に書類を読み込みすぎました」と箭内さんが言い訳する一幕もあった。

そんな中、「本当のところ、(クラウンの)値段はいくらなんですか?」と宍戸さんから質問が。「いま(自宅が)焼けてるから大変なんだよ(笑)」と、いきなりの"自虐ネタ"も。会場からどっと笑いが起きる中、「安くなったらしいですよ」とテリーさんに教えられ、「そうなの!? 僕らが俳優になった頃、58年くらい前かな、当時はクラウンが100万円くらいしてたんですよ。大変でしたよ」と懐かしそうに話していた。

トークショーを終えた後、「ピンククラウンが似合う、愛されオヤジ10人」は、会場に用意された10台のピンク色クラウンを前にフォトセッション。その後、各車両に乗り込み、代官山から渋谷の街へ向けて出発していった。