シャープは18日、米半導体大手「Qualcomm Incorporated(以下、クアルコム)」からの第2次第三者割当増資分約50億円について、当初予定していた今月29日の期日に払い込みを受けることができなくなったと発表した。

シャープは2012年12月4日、同日に開催された取締役会において、クアルコムを割当先とする第三者割当による新株式の発行を決定。同月27日に第1次分となる約49億円の払い込みを受けた。しかし、第2次分については、実施条件の充足に関する協議が継続しているため、会社法所定の手続き上、期日までに払込みを受けることができない状況となったという。

なお、クアルコムとの協議は今後も継続予定で、協議が整い次第、発表するとしている。