アニメ動画配信サービス「バンダイチャンネル」にて、3月1日(金)より高橋留美子原作のTVアニメーション作品『うる星やつら』『らんま1/2』『めぞん一刻』計3作品の都度課による放送が決定した。

「バンダイチャンネル」トップページ

この3作品は、今年3月より小学館90周年記念企画としてデジタルリマスター化され、Blu-rayボックスの発売が予定されており、今回は発売に先がけて各作品の一部をいち早くデジタルリマスターで配信する。なお、この配信はBlu-ray収録のHD画質ではなくSD画質での配信になるという。

『うる星やつら デジタルリマスター版』は、都度課金で第1話~第21話および特別番組が配信されるが、人気主要キャラクターの初登場回である、第2話、第3話、第5話、第8話、第9話、第14話、第15話、第18話と計9話の無料配信も決定。第22話以降も、順次配信を予定している。また、『らんま2/1 デジタルリマスター版』は4月下旬以降、『めぞん一刻 デジタルリマスター版』は2013年冬以降に順次配信予定。

高橋留美子の小学館漫画賞少年少女部門受賞作品でもある『うる星やつら』は、1981年~1986年の期間でTVアニメとして放送。世にもまれな凶相の持ち主である主人公・諸星あたると、父親の婿探し作戦にまんまと引っ掛かり、地球へとやってきた鬼っ娘ラムちゃんが、あたるの友引高校、そして一般市民を巻き込んだスッたもんだの騒動をラブコメディタッチで描いている。斬新な物語と魅力的なキャラクターは、当時の漫画界とアニメ界に衝撃を与えて一大ブームを巻き起こし、その後のアニメ作品にも多大な影響を与えている。また、『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』などで知られる監督の押井守が、当時スタジオぴえろ在籍時にチーフディレクターとして制作に携わっていたことでも知られている。