女優の松下奈緒が、4月スタートのフジテレビ系列のドラマ『鴨、京都へ行く。』(毎週火曜21:00~21:54)で主演を務めることが26日、明らかになった。

ドラマ『鴨、京都へ行く。』で、東大卒の財務省キャリア官僚から旅館の女将に転身する上羽鴨を演じる松下奈緒

松下が演じるのは、東大卒の財務省キャリア官僚・上羽鴨。京都の名旅館「上羽や」の女将である母の急逝により、急きょ新米女将に転身し旅館の経営を任されることに。いざはじめたものの、旅館は借金まみれであることが分かり、従業員からは総スカンをくらうなど散々な状態。右も左も分からない女将家業に臨むも、名旅館の評判は失墜してしまう。そこで現れるのが、計算高く頭がキレるがちょっと腹黒い外資系コンサルの金融マン・衣川周平(椎名桔平)。2人はいがみ合い、だまし合いながらも、凸凹コンビで旅館再建に挑んでいく。

撮影は3月上旬からスタート。セット部分は東映京都撮影所で撮影し、そのほかのシーンはすべて京都でロケを行う。主演を務める松下は、「自分が選んだ道は正しいと突き進んできたが、生まれ育った街に帰ることで、多くの壁にぶつかり悩み、どう変わっていくのか…。演じることが今からとても楽しみです」と撮影を待ちきれない様子で、「鴨が成長していく姿を皆さんに見ていただけるようなパワーあふれるドラマにしたいです」と意気込んでいた。