第5回『沖縄国際映画祭』のプログラム発表記者会見が19日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われ、ガレッジセール、平成ノブシコブシ、しずる、武田幸三、秋元梢、NMB48の山本彩、渡辺美優紀らが出席した。

第5回『沖縄国際映画祭』のプログラム発表記者会見に出席したNMB48の山本彩(右)と渡辺美優紀

今年で5回目となる「沖縄国際映画祭」は、"Laugh&Peace(ラフ&ピース)"をコンセプトに、コメディ映画や地域発信型映画などを上映する吉本興業協賛の映画祭。公開前の話題作を上映する特別招待部門のほか、メインプログラムのコンペティションでは国内外から集めた作品の中から、ハリウッド監督のジョエル・シュマッカーら審査員が大賞のゴールデンシーサー(金石獅子)賞を決定する。また、期間中はファッションショーなどを行う「ちゅらイイGIRLS UP! ステージ」、お笑いや音楽のライブを行う「ビーチステージ」など映画以外のイベントも実施する。同映画祭は、3月23~30日までの8日間、沖縄コンベンションセンターや桜坂劇場など沖縄県内各所で開催予定。

会見に出席した実行委員長の大﨑洋は「お笑いイベントみたいになってるけど、今回は映画祭らしくなると思う。沖縄からアジア中に情報発信をしていきたい」とあいさつ。沖縄県出身で、地域発信型映画『サイボーグ・イトマン』の監督を務めたガレッジセールのゴリは「沖縄の人たちも3月は映画祭の時期っていう認識をしてる。行われることが当たり前の映画祭になってきました」と手応えを感じているようで、相方の川田も「最近、ガレッジセールじゃなくて"ラフピー"の人たちだって言われるのがうれしい」と笑顔を見せた。

コンペティション・Laugh部門に出品する映画『げいにん!THE MOVIE』で主演を務めるNMB48・山本は、お嬢様学校・なんば女学院のお笑い部員を演じ「初めての主演で緊張しました。芸人を演じるのは難しかったんですけど、関西弁だったので助かりました」と振り返り、「笑いもあるけど涙のある作品になったと思う。ゴールデンシーサー賞を取りたいです!」と自信を持ってPR。お笑い部に入部する謎の転校生役のNMB48・渡辺は「スベってしまって大変でした。可愛くスベってればいいけど……」とはにかみ、「女優さんの仕事も興味があるので、これからもっと演技を学んでいきたい」と意気込みを語った。

前列左から、しずる・池田一真、村上純、武田幸三、NMB48・渡辺美優紀、山本彩、ガレッジセール・川田広樹、ゴリ、秋元梢、平成ノブシコブシ・吉村崇、徳井健太、後列左から、宮川たま子、パンクブーブー・佐藤哲夫、黒瀬純、倉田あみ、江頭ゆい、古泉葵、青島あきな、肘井美佳、藤井隆

「ちゅらイイGIRLS UP!ステージ」のファッションショーに出演する秋元は「ゴーヤのおひたしはビールに合うし、沖縄のご飯が大好きなので楽しみ」とワクワクで、「ビーチステージ」でお笑いライブを行うしずるの村上が「ステージで和やかな雰囲気を作って映画祭を盛り上げたい」と話すと、パンクブーブーの佐藤も「ビーチでのライブは風とか雨が大変だけど、沖縄の人たちの明るさが大好きなので頑張ります!」と意気込みを。また、パチンコ映像作品の最優秀作品を決定するコンペティション「Pachinko Movie Award 2013」でMCを務める平成ノブシコブシの吉村は、映画『デスマッチ』で主演を務める元キックボクサーの武田に会見中に2回も蹴りを入れられ「朝早くから何で蹴られなきゃいけないんだよ!」と叫んで、会見を和ませていた。