旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」は、「トリップアドバイザー・バケットリスト(死ぬまでにやっておきたいことの一覧)」を公開している。このほど「死ぬまでに行きたい 世界の図書館15」を公開した。
シリーズの15回となる今回は、著名な建築家がデザインした図書館から修道院に併設された歴史深い図書館、映画ハリーポッターのロケ地となった図書館など、観光スポットとしても楽しめる世界の特徴的な図書館を紹介している。
メキシコシティ(メキシコ)の「ヴァスコンセロス図書館」は、建築家アルベルト・カラチがデザインしたもの。書架を天井からつるした形式を採用している。
プラハのストラホフ修道院図書館(チェコ)は、プラハで最も長い歴史を持つ修道院で、フレスコ画で装飾された「哲学の間」と「神学の間」の二つの図書室がある。ペトシーンの丘の上にあり、修道院からはプラハの街並みを見渡すことができる。
オックスフォード大学 ボドリアン図書館(イギリス)は、映画「ハリー・ポッター」シリーズのロケ地となったことでも有名。西洋史上では最古とされるイギリスの図書館で、イギリスで出版される本はすべて納本されているという。イギリスからは、その他に国立中央図書館としての機能を持つ、ロンドンの大英図書館も紹介されている。
日本の図書館では、長野県の「まちとしょテラソ」、京都府の「京都国際マンガミュージアム」が紹介されている。まちとしょテラソは、長野県内で最も面積の小さい自治体にある図書館。「京都国際マンガミュージアム」は、廃校になった旧・龍池小学校の校舎を改築して建てられた漫画図書館で、戦後の貸本から現代の人気作品、世界各国の名作などを所蔵している。