シロテテナガザルの親子

ブラジルバク「アサミ」

神奈川県・横浜市の市立金沢動物園では、11月21日に誕生したシロテテナガザルの赤ちゃんとブラジルバクの「アサミ」を1月12日から一般公開している。

公開されているのは、昨年の11月21日夕方6時頃、シロテテナガザルの「インタン」が出産した赤ちゃん。

「インタン」の妊娠・出産は、長年同居飼育していても繁殖に結びつかなかった現在のペアの子孫を残すため、人工授精によって行われたという。公開時間は、10時から13時30分頃まで。屋内展示場で公開される。

また、メスのブラジルバク「アサミ」は、昨年の11月26日、よこはま動物園(ズーラシア)に併設された、希少野生動物の飼育・繁殖と、種の保存に関わる調査・研究を目的として作られた施設「横浜市繁殖センター」から来園。

動物病院で健康診断などを行った後、バク舎に移動し展示の練習を行っていたが、新しい環境に慣れたため、一般公開を開始したとのこと。

なお、バク舎には、ベアードバクの「アグア」(オス)もいるため、日替わりでの展示となる。運動場にいないときは、隣のサブ運動場の小窓から見ることができるという。

詳細は、同園公式ホームページで確認を。