先週には『アウトロー』のプロモーションのために来日を果たしたトム・クルーズ (C)BANG Media International

日本では2月1日より公開されるトム・クルーズ新作『アウトロー』だが、早くも続編製作が危ぶまれている状況だという。

リー・チャイルドの2005年の原作を基に映画化し、トムが一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーを演じている本作だが、製作のパラマウント・ピクチャーズは欧米での興行収入が伸び悩んでいるため、続編製作へのゴーサインに足踏みをしていると伝えられている。

本作は昨年12月の封切り以来、欧米を中心に世界で1億5,300万ドル(約135億4,700万円)とまずまずの興行収入を叩き出しているものの、6,000万ドル(約53億1,200万円)の製作費を考慮した場合、パラマウント側としては大成功とは言い難いようだ。

ただ、2月1日に公開予定の日本のほか、封切り待ちのアジア諸国で予想以上の大ヒットとなった場合には、続編の製作もあり得るという。原作を執筆したリーは以前、もし続編が作られる場合には、「ジャック・リーチャー」シリーズの『ワース・ダイイング・フォー』か『ザ・ハード・ウェイ』が映画化されるだろうとも語っていた。

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