光岡自動車は11日より、同社の主力モデルである「ビュート」が誕生20周年を迎えたのを記念した特別仕様車「20th Anniversary」を販売開始する。本革シートなどのオプションを標準装備とし、さらに専用装備も数多く採用している。

「ビュート 20th Anniversary」

クラシカルなデザインが特徴のビュートは1993年1月に発売された。現行モデルは3代目として昨年5月に発売され、好評を博している。ビュート全体での累計総生産台数はすでに1万台を突破した。同社ではこのロングセラーの秘密を、「地方発信の小さな会社が、大きな夢に向かってチャレンジするパイオニアスピリッツに共感くださいました皆様方のお心添えである」として、感謝の意を表している。

今回発売された特別仕様車は、オプションで好評の本皮シート、ウッドタイプインパネ、クラシックドアトリムを標準装備としている。さらに、「20th」の文字をあしらった専用グリルバッヂ、専用Cピラーエンブレム、専用トランクエンブレムステッカーなどを装備し、本皮シートにも専用の刺しゅうが施される。

専用グリルバッヂ

専用インテリア(ダークレッド)

専用インテリア(クリーム)

ボディカラーはすべて専用色で、「クラシックホワイト」「ブラックローズパール」「ミッドナイトブラックパール」「ロイヤルグリーンマイカ」の4色。インテリアカラーも専用の「ダークレッド」と「クリーム」(新色)から選べる。ビュートの5グレードすべてにこの特別仕様車が用意され、価格は12STが247万5,000円、12LXが300万5,000円など。