――こうして初主演が作品になって、どうですか?

「ただがむしゃらに演じたので、主演に関して今はあまり実感がありません。お芝居が好きなので、今後もたくさんの作品に携わりたいですね。チャンスがあればどんな役でも挑戦したいです」

――完成した映像は見ましたか?

「音楽と組み合わさることで、緊迫感がよりましていて楽しめました。大きなスクリーンで自分の姿を見たのは初めてだったので感動したのですが…やっぱり恥ずかしいですね(笑)」

――北原さんは映画好きとしても知られていますが、最近見た映画は?

「プライベートでは最近見ないですね。最近、お仕事で見たのは、先ほどのお話にもあった『悪の教典』ですね。お仕事の合間に見に行こうと思っていたので、本当に良い機会を頂きました。劇場を貸し切るなんてなかなかないですよね(11月にメンバー38名、主演の伊藤英明らが参加し、特別上映会を行った)。上映後に主演の伊藤さんと三池監督が登場されて、しかも伊藤さんが銃を持って入ってきてくださったんです! 銃を向けられたときは驚きましたけど、心のどこかでは盛り上がっていました」

――一番好きな映画は?

「やっぱり『バトル・ロワイアル』は何度もレンタル店で借りて見ています。そろそろ買った方がいいかもしれませんね(笑)。他の作品では『今度は愛妻家』が、とても良かったです! 本当に衝撃を受けました。予告編を見た時に豊川悦司さんの大人のセクシーさに高まり、絶対今度借りようと思っていたんです。ずっと借りられなかったのですが、ようやく見ることができて…涙が止まらないほど感動しました」

――映画が見られなくなったということは、多忙だということですね。

「最近は『テラスハウス』で一人の時間がほぼゼロなので、映画は見られていないですね…。もう3カ月くらい住んでいるので、完全にホームになっています。落ち着くし、帰ってきたなって本当に思います」

――出演が決まった時も話題になりましたよね。最初は不安だった? それとも期待の方が大きかった?

「お話を頂いた時は驚きましたし、いろいろなことを考えました。不安の方が少し大きかったかもしれません。それでもせっかく頂いたチャンスを断ることは私にはできなかったので、精いっぱいやろうと思いました」

――番組を振り返ってみてどうですか。

「もう、本当に毎日楽しいです(笑)。テラスハウスメンバーになれて良かったと思います。いろいろ失ったものはあるのかもしれませんけど、それ以上に得ているなと思うので。職種も生き方もみんなバラバラで考え方も違う人が集まっているので、新しい発見が毎日あって、それがすごくプラスになっています」

(C)2012「ジョーカーゲーム」製作委員会

――とはいえ、多少のストレスはありますよね?

「全く感じません。私、昔から一人になりたいと思う時間がないんですよ。極端な寂しがりやです! (AKB48メンバーの)大家志津香ちゃんとも2年ほど一緒に住んでいましたし(笑)。夜も、AKBメンバーの基本は誰かの家に泊まりに行ったりしますね」

――ということは『テラスハウス』にピッタリでしたね。

「AKBの中で、いちばん向いていると思います。すぐ人のことを仲間って思ってしまうタイプなんです(笑)」……続きを読む。