流産の苦しみを明かしたヒュー・ジャックマン (C)BANG Media International

俳優のヒュー・ジャックマンと妻デボラ=リー・ファーネスは、1人目の養子を迎えたことでこれまで抱えていた流産の苦しみを克服したと話している。

ヒューとデボラは、実子が生まれた後に養子を迎える計画を立てていたものの、流産が続いたことで実子を諦め養子を迎えることを決意したという。12歳のオスカー君と7歳のアヴァちゃんという2人の養子を持つヒューは、養子を受け入れたおかげで、流産の苦しみを乗り越えることができたとケイティ・クーリックのトーク番組『ケイティ』で次のように語っている。

「悲しみを乗り越えるまで、養子の話題は持ち出さないようにしていたんだ。でも実はデボラと僕はずっと養子が欲しいって思ってたんだよ。だから養子を引き取ることはずっと僕たちのプランとしてあったんだ。僕たちはどこに解決策があるかわからなかったのさ。いろいろと努力したけど無駄だった。とても辛い時期だったよ。体外受精もして成功したけど、2回とも流産に終わってしまった。この流産のことは決して忘れることはできないんだ……3回に1回は流産の可能性があるらしいけど、話題に上ることは非常に稀なんだ。ほとんどの人は秘密にするものなのさ。だから今こうして僕が語っていることをデボラが気にしないといいけど」

そしてヒューは、流産による喪失感をオスカーが産まれたことでようやく乗り越えることができたと話している。

「流産について語ることはいいことだと思うんだ。これは普通にありえることでもあり、難しい問題でもあるよ。流産を経験したら、大きな喪失感を乗り越えなければいけないんだ。だからオスカーが産まれた時は今までの痛みが溶けて消えたよ」

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