メンタリストのDaiGoが18日、都内で行われたSF映画『LOOPER/ルーパー』のCMオピニオン就任発表会見に登場した。

SF映画『LOOPER/ルーパー』のCMオピニオン就任発表会見に登場したメンタリストのDaiGo

先の読めないストーリーにちなみ、"先読みのエキスパート"として、同作のCMナレーションに抜擢されたDaiGoは、開口一番「初のCM(撮影)でどうしたらいいか…」と緊張気味に挨拶。同作について聞かれると「元々SF作品が好きなので、(この作品は)しっかりと作りこまれていてとても面白かった。これは"よくあるSF映画"ではないです!」と熱弁を振るった。また、「僕は表情は読めるけど未来は読めないんですよ」と前置きしつつ「色々な要素から先を読みすぎた結果、最後思いっきり騙されました。完敗です!」と"先読みのエキスパート"でも同作の展開はまったく読めなかったことを明かした。

そのほか、先日の芸能界引退宣言に触れ、タイムトラベルができるなら「今まさに未来の選択を迷っている時なので、どっちかっていうと未来の成功した自分に会いに来てもらい、アドバイスを貰いたい(笑)」とし、「もし過去に行けるなら今年亡くなった母に会って、お礼を述べたいです」と、母への強い想いも口にした。さらに、イベントの最後には、「何よりオチの意外性が面白い。普段は騙す職業の僕が、今回は騙されました。1度目に騙されて、2度目に自分を騙したストーリーの緻密さを楽しむ。何度も観てほしい映画ですね」と改めて、同作をPRした。

同イベント内で、CMナレーション以外にもフォーク曲げや透視パフォーマンスを披露したDaiGo

映画『LOOPER/ルーパー』は、ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットが初めて競演したことで話題になっているSF作品。近未来、タイムマシンの使用は禁じられ、犯罪組織のみが悪用していた。彼らは、証拠を残さず敵を消し去りたいとき、30年前に転送し、"ルーパー"と呼ばれる暗殺者に敵を消させていた。ある日、凄腕ルーパー、ジョーの元に、いつものようにターゲットの抹殺指令が入る。そのターゲットは"30年後の自分"だった。引き金を引くことを躊躇ったジョーの不意をつき、未来から来た"自分"は街へと消えていく。ようやく未来の"自分"を追い詰めたジョーは、彼がこの時代へ来た、驚くべき理由が明かされる。男が過去にまで来て変えようとしているものとは?

映画『LOOPER/ルーパー』は、2013年1月12日より丸の内ルーブルほか、全国ロードショー。