AKB48の姉妹ユニット・HKT48が26日、福岡・HKT48劇場にて「HKT48劇場 1周年特別記念公演」を行い、初のオリジナル楽曲「初恋バタフライ」を同劇場で初めて披露した。
2011年11月26日のオープン以来、約8万6,000人の観客を動員したHKT48劇場。1周年を記念して開催されたこの日、HKT48のメンバー全39名が総出演し、全22曲を披露した。
チームHの兒玉遥は「今日このステージに立てることが本当にうれしいです」と感慨ひとしおの様子で、時折、涙をこらえ声を詰まらせながら「一年たった今でもこうやって公演ができるのは今まで応援してくださった皆様のおかげです」とファンに向かってあいさつした。また、チームHメンバーに一期研究生3名を加えて披露した「桜の花びらたち」では、感極まった宮脇咲良が涙を流す場面も。その後アンコールで、HKT48初のオリジナル楽曲「初恋バタフライ」が初めて披露されると、観客からは大きな歓声があがった。
最後にチームHキャプテンの穴井千尋が「それぞれの夢が叶えられるように、少しでも応援してくださる皆さんの期待に応えられるように日々努力していきたいと思います」とあいさつすると、劇場内を温かい拍手が包んだ。終演後、劇場ロビーに全メンバーが一列に並んで観客一人一人を見送り、1周年記念公演は幕を閉じた。