11月17日より全国公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の週末興行収入が発表され、2012年度のオープニング週末興収記録を更新したことが明らかとなった。
全国224スクリーンで公開された本作は、オープニング週末興収(土日2日間)で11億3,100万4,600円を記録。これは7月13日に全国450スクリーンで公開された映画『BRAVE HEARTS 海猿』のオープニング3日間の成績・11億1,917万1,350円を超え、圧倒的本年度ナンバーワンのオープニング週末興収を記録したことになる。また、アニメ映画としては、2009年公開の『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』(2009年)の10億3,921万4,800円、2008年公開の『崖の上のポニョ』の10億2,488万555円をそれぞれ上回っている。
また同シリーズの前作、前々作と比較すると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は週末興行収入5億1,298万9,000円で対比220%、前々作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は週末興行収入2億8,042万4,200円で対比403%とそれぞれ2倍以上の興行収入を記録している。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のリビルド作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』4部作の第3作。公開前からさまざまな商品、媒体、企業とコラボレーションして話題を集め、公開初日の11月17日深夜0:00より新宿バルト9の全スクリーンをジャックして世界最速上映会「新宿ヱヴァ祭り」を実施。前日16日の午後から新宿バルト9の付近には長蛇の列ができるなど大きな盛り上がりをみせていた。また、同日には、2010年より活動を休止していた宇多田ヒカルが、本作のエンディングテーマに新曲「桜流し」を提供していることも発表。同曲のミュージッククリップはYouTubeで公開され、週末のわずか2日間で再生回数が200万回を突破し、大きな話題となった。
■『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』週末興行収入
11月17日(土)
動員人数:44万3,408名
興行収入:6億4,838万3,550円
11月18日(日)
動員人数:32万8,356名
興行収入:4億8,262万1,050円
2日間累計
動員人数:77万1,764名
興行収入:11億3,100万4,600円
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