AKB48の光宗薫が24日、体調不良のためAKB48の活動を辞退することを、公式ブログで発表した。光宗は、8月の東京ドーム公演や握手会なども体調不良を理由に欠席していた。

AKB48公式ブログで、AKB48の活動を辞退すると発表した光宗薫(映画『女子カメラ』の完成披露記者発表会より)

AKB48公式ブログで光宗は、「今回突然ではありますが、AKB48を辞退させていただきます」と報告。その経緯を「自分自身以前から体調が優れず、自分の思う万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなり、このままでは周りの方にご迷惑をかけてしまう事はもちろん、自分への負担も大きくなってゆくのを感じ、辞退させていただくことを申し入れました」と説明した。

また、「スタッフのみなさんからは、『まずはゆっくり体調を治してからでいいから』と励ましていただきましたが、だからこそ、体調を万全にするためにも、今はAKBの活動も辞めることが自分にとってはいいのではないか、と思いました」と胸中を告白。この大きな決断に至るまでに、スタッフと何度も相談を重ねたという光宗は、「最終的には自分の意見を尊重していただきました」としながらも、「今、このご報告をすることで、ファンの方に限らずメンバーの皆さん、支えてくださっている皆さんに悲しい思いやあらためて、ご迷惑をかけてしまっているかと思います。申し訳ありません」と謝罪のコメントを残している。

ファンに向けては、「ですが、AKBのメンバーでなくなってしまったとしても、今後も別の形で皆さんの前に立つ事ができる様、まずは体調を万全にしてベストコンディションになれるよう養生しますので、それまで待っていていただけると心からうれしく思います」と語りかけ、「私を仲間に入れてくださって、本当にありがとうございました。またいつか必ずどこかでお目にかかれますように」と締めくくった。

光宗薫は、2011年に13期研究生としてAKB48に加入。その翌年の8月に行われた東京ドーム公演でチームKへの昇格が決まっていたが、体調不良が原因で欠席し、その後の握手会やイベントなどでも欠席が続いていた。