米女優のキーラ・セジウィックが来日し、2日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で、海外ドラマ『クローザー』の記者会見を行った。

左から、初来日した米女優のキーラ・セジウィック、ますだおかだの岡田圭右 拡大画像を見る

ドラマ『クローザー』は、2004年のシーズン1から2012年のファイナル・シーズンまで計7シーズンが、全米ケーブルテレビTNTで放送された犯罪サスペンスドラマ。CIAで訓練を受けた"尋問のプロ"である女性刑事ブレンダ・ジョンソン(セジウィック)が、ロス市警の重大犯罪課を舞台に、解決の糸口さえ見つからなかった難事件に挑んでいく――というストーリーで、日本では、シーズン1~6がワーナーTVで配信中、米国で放映されたばかりのファイナル・シーズンはCS「LaLaTV」で11月24日から放送予定。

同ドラマで、ゴールデン・グローブ主演女優賞(2007年)とエミー賞主演女優賞(2010年)を受賞し、今回初来日となったキーラは「ファイナルは大変良いシーズンに仕上がって、充足感でいっぱい。ドラマチックでエモーショナルなので楽しんで見て!」と笑顔でアピール。私生活では米俳優のケビン・ベーコンと結婚し、2人の子どもがいるが「ブレンダは仕事優先だけど、私は家族優先。でも、撮影でほとんどロサンゼルスにいなきゃいけなかったから、かなりのチャレンジだった。家族以上に大事なものはないわ」と撮影が終わってほっとした様子で、「ブレンダが訴えられたり、内部分裂が起きたり、色々な問題が起こる。どうして、このシーズンで終わるのか納得のいくラストになってます」と見どころを語った。

また、ゲストとしてお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右が登壇し「ブレンダは男勝りだけど、キュートでプリティー。海外版の古畑任三郎ですよ」と同作をPR。岡田は「ワオ!」、「閉店ガラガラ!」など、大物女優の前で渾身のすべり芸を披露したが、キーラも「ワオ!」と返してノリノリ。イベント終了後、報道陣の取材に応じた岡田は「キュートで可愛かった。和田アキ子さんにもあんな可愛いところがあったら……」と思わず吐露し、「"クローズ"ガラガラ! 閉店ガラガラ!」と慌てて締めくくるも、報道陣にスリリングなトークでしたねと突っ込まれ、「キーラさんはキョトンとしてたけど、僕にとっては当たり前。最近は俺よりも、見てる皆さんの方が変な汗かいてますね」と余裕の表情を見せていた。