米俳優のアンドリュー・ガーフィールド、女優のエマ・ストーンらが来日し、13日、都内で行われた映画『アメイジング・スパイダーマン』の記者会見に出席した。

映画『アメイジング・スパイダーマン』の記者会見に出席したアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン 拡大画像を見る

会見には、キャストのアンドリュー、エマ、リースのほか、マーク・ウェブ監督、プロデューサーのアヴィ・アラド、マット・トルマックが出席。マーク監督は「プレッシャーはあったけど、素晴らしい人たちに囲まれて毎日が光栄だった。若者の成長の旅路が描けたと思う」とPR。3歳からスパイダーマンの大ファンだというアンドリューは「夢が叶って言葉に出来ないくらい。今まで生きてきた中で一番素晴らしい出来事」と主演の喜びを語り、「僕の人生を形づくったキャラクターなので、彼のスーツを着ることは名誉。でも、スーツはかゆかったし、着心地は悪いし、トイレも大変で夢が崩壊したよ」と冗談を飛ばして笑いを誘った。

同作の共演がきっかけでプライベートでも恋人同士のアンドリューとエマは、会見中も見つめ合ったり、耳元でささやき合ったりするなどラブラブな様子。「彼は、スパイダーマンのスーツを着ることにすごく責任を感じてたと思う」とアンドリューをねぎらったエマは、キスシーンについて聞かれると「私は客観的に見れないけど、とても気に入ってる。ピーターがスパイダーマンと分かったときのキスは素晴らしかったと思う」とはにかんだ。また、高校生役を演じたことについて、アンドリューは「難しかった。でも、僕もエマも10代の頃の気持ちに戻れたと思う」と語ると、エマは「私を高校生役でキャスティングしてくれるなら、いつでもやるわ。これからは年をとるだけだから」と笑わせ、「今、脚本を書いてるところなので、これからの2人がどうなるのか楽しみ」と続編にも期待を寄せた。

映画『アメイジング・スパイダーマン』は、ストーリーやキャスト、スタッフを一新した新シリーズ第1弾で、高校生のピーター・パーカー(アンドリュー)は、幼い頃に謎の失踪をした父の消息を探るため、コナーズ博士(リース・イーヴァンズ)を訪れるが、実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。蜘蛛のように動き回れる能力を身につけ、"スパイダーマン"として悪と戦うヒーローになったピーターの秘密をグウェン(エマ)だけが理解してくれていたが、突如、街が怪物"リザード"に襲われる――というストーリー。30日から3Dで全国公開(23日、24日に先行上映)