映画『ヒミズ』に出演し、第68回ヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞に選ばれた女優・二階堂ふみが2日、ロッテ「シャルロッテ・アイ」のイメージキャラクターに起用され、10月8日(月)から全国放送をスタートするCMに出演することがわかった。

ロッテ「シャルロッテ・アイ」の新CMに出演する二階堂ふみ

「内に秘めたる、この、想い。秘めた、まんまじゃ、重い、だけ。」というナレーションと共に『シャルロッテ・アイ』を口に運ぶ二階堂。すると彼女の中に秘めた想いが解放され、「好きだ! いや、大好きだ!」と大声で叫ぶ。今回のCMについて二階堂は「こういうCMをやるのが初めてでしたので、いろいろ大変なんだなって思いました。けど、楽しくやらせていただきました」と感想を語り、出演が決まった時を「あ~、こういうのを私もできるんだなって思いました。求められると思ってなかったので、このCMのお話をいただいた時は『マジか』と思いましたね」と振り返っていた。

「好きだ! いや、もう大好きだ! むしろ、愛している~!」と叫ぶシーンでは、カメラに向かって激走するというアドリブも披露した。実際に内に秘めていることについて、二階堂は「言いたくないことだけなので、特に言いたくないです。無いです(笑)」と言葉を避けつつも、理想の告白の話になると「そりゃされたいですよ! 皆されたいでしょっ!(笑)」とコメント。「牛丼屋さんとか立ち食い蕎麦屋さんで、さらっとプロポーズされるのが夢です」と秘密のエピソードを明かした。

二階堂は12歳の時に「沖縄美少女図鑑」に掲載された写真がきっかけとなりスカウトされる。2009年役所広司初監督作『ガマの油』のヒロイン役でスクリーンデビュー。2011年に『劇場版神聖かまってちゃんロックンロールは鳴り止まないっ!』で初主演を果たし、同作品で東京TAMA映画祭「最優秀新進女優賞」など多数受賞。2012年1月公開の園子温監督作『ヒミズ』ではヴェネチア国際映画祭「マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)」を受賞し、日本人初の快挙を果たした。

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