2012年10月よりTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ『中二病でも恋がしたい!』。京都アニメーション制作による話題作の先行上映イベントが9月22日、東京・丸の内ピカデリー3にて開催された。
9月16日の京都に続く本イベントでは、小鳥遊六花役の内田真礼、丹生谷森夏役の赤﨑千夏、五月七日くみん役の浅倉杏美、凸守早苗役の上坂すみれといったメインキャスト陣が登壇。そして、京都と同様、今回もダークフレイムマスター・富樫勇太役の福山潤が高笑いとともにサプライズ出演し、満員の客席から大きな歓声を受けた。
登壇者によるトークでは、京都イベントでの思い出や、その際に京都アニメーションを訪問したエピソードなどが明かされたほか、メインキャスト陣4人によって雑誌の撮影で行った中二病ポーズが披露されるなど、和やかな雰囲気でイベントは進行する。
オープニングトークに続いては、TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』の第1話および第2話の先行上映。上映後には登壇者から、「妄想バトルと現実の対比が『中二病』の真骨頂」(内田)、「中二病と天然は共存できる」(福山)などの感想が述べられた。
またキャラクター紹介では、登壇者が各キャラのセリフを一言だけ披露。まだ明らかにされていないキャラクターの本質を匂わせるようなセリフもあり、放送に向けての期待感を高める。また、キャスト陣が自分と演じるキャラクターの似ているところについては、「人見知りなところが似ている」(内田)、「一見しっかりして見えるところ」(赤﨑)、「すごく忘れ物をするところ」(浅倉)、「歩く迷惑? 今はそうでもないんですけど、懐かしい気持ちになりました(笑)」(上坂)。なお、「性格が穏やかで面倒見が良いところ」という福山は、「面倒見の良いところは近いかもしれません。自分の面倒が一番見られないんですけど(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「中二病については似てませんね。格好以外は(笑)」と会場を沸かせた。
収録現場の雰囲気などでトークが盛り上がった後は、福山の司会による「3年B組 邪気眼先生 第1回中二病講座」が行われた。これは、女性キャスト4名が"明日から使える中二病ワード"をステージから講義し、来場者の審査によって、もっとも優れた「中二病先生」を決めるというもの。京都で行われた「クイーン・オブ "中二病" 決定戦」に続く本企画では、なぜか負けたキャストのほうが笑顔を見せるという過酷な試練に……。
勝負の結果、浅倉と上坂の2人が勝ち上がり、決勝戦では「クイーン・オブ "中二病" 決定戦」で最下位だった浅倉が見事に勝利。「中二病先生」という称号に、「クイーンよりも嫌な響きになっている……」(浅倉)。
イベントの最後には、石原立也監督も登壇し、作品の魅力やテーマを語るなど、最後まで大盛り上がりの中、イベントの幕を閉じた。
TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』は2012年10月よりTOKYO MXほかにて放送開始予定。なお、ZAQが歌うオープニングテーマ「Sparkling Daydream」が10月24日、メインキャスト陣4人によるユニット「Black raison d'être」(ブラック レゾンデートル / 黒い存在理由)が歌うエンディングテーマ「INSIDE IDENTITY」が11月21日にそれぞれ発売されるので、こちらもチェックしておきたい。
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