東京海上日動火災保険は25日、1月に販売を開始した「ちょいのり保険(1日自動車保険)」の利用日数が累計20万日を突破したと発表した。

同社は1月に「ちょいのり保険(1日自動車保険)(*1)」の販売を開始し、9月17日をもって利用日数累計20万日を突破した。9月24日現在の申込件数は、13万9832件で利用日数が20万8267日。同社は引き続き「ちょいのり保険」の販売を通じて、無保険運転事故の縮減に貢献していくとともに、利用者の約9割を占める10代・20代の顧客との「新たな接点」を活用することで、将来の自動車保険販売拡大に繋げていくとしている。

※1「ちょいのり保険(1日自動車保険)」とは、1日あたり500円もしくは1000円の保険料で、必要なときに、必要な日数分だけ携帯電話で加入できる新しい自動車保険。エヌ・ティ・ティ・ドコモと共同でサービスの提供を行う「ドコモ ワンタイム保険(1日自動車保険)」として2011年10月より先行販売している。

「ちょいのり保険」の販売状況

概況

  • 「必要なときに、必要な日数分だけ、いつでもケータイで手軽に加入できる」商品コンセプトが、多くの顧客に支持されている。スマートフォンでの販売を開始した3月以降急速に利用が拡大し、特に春休み、GW、夏休みなどの行楽シーズに多くの人が利用した

利用者は「若年層」が中心

  • 利用者の86%が10代・20代で、大半が22歳以下の大学生を中心とした顧客。「ちょいのり保険」が初めての保険加入となった人が多いと推定される

利用日は「週末や行楽シーズン」に集中

  • 週末(土日祝日)の利用は平日の2倍強、お盆前後は平日の3.6倍に達し、「週末・休日の ちょっとしたレジャーや外出」の際に多く利用している。また、お盆期間中の8月12日の1日あたりの利用件数は、販売開始以来最高の1991件となった

申し込みは「運転当日」が大半

  • 「ちょいのり保険」の申し込み手続きは、73%が運転当日。「必要なときにケータイからその場で申し込める」という利便性が、顧客の支持を集めている

「ちょいのり保険」の貢献・効果

「無保険運転事故の縮減」に貢献

  • 無保険運転による事故は、年間10万件以上発生していると同社は推定。同社は「ちょいのり保険」の普及を通じて、無保険運転事故の縮減に貢献していく

自動車保険販売拡大に効果

  • 同社は「ちょいのり保険」の展開によって、若年の顧客と「ちょいのり保険」の利用や「事前登録(*2)」を通じた「新たな接点」を構築していく。これらの顧客が将来自身で車を購入し、同社の自動車保険に加入する際に、「ちょいのり保険保険保険保険」の利用日数(無事故)に応じた割引(最大20%)を適用するなどにより、自動車保険の販売拡大に繋げていく
※2「ちょいのり保険」の加入にあたっては、氏名や住所・運転免許証番号などを登録する「事前登録」が必要。「事前登録」を実施した顧客は、8月単月で2万人を超えており、年間では約20万人の「事前登録」を見込んでいる。