俳優の神田正輝がメイン司会を務める旅情報番組『朝だ! 生です 旅サラダ』(ABC・テレビ朝日系 毎週土曜8:00~)が22日、放送1000回を迎え、大阪・朝日放送のスタジオで会見を行った。

写真左から、向井亜紀、神田正輝、草野仁、三船美佳、勝俣州和 拡大画像を見る

同番組は1993年4月にスタートし、神田は1997年から出演。俳優業では見せることのない"三枚目"な司会ぶりが好評で、生放送中に連発するダジャレは今や番組の名物となっている。

会見には神田をはじめ、レギュラー出演者の向井亜紀、勝俣州和、三船美佳、1000回を祝ってゲスト出演した初代司会者の草野仁が出席した。神田は「1000回も続く番組に参加できたことがうれしい」と喜びを。番組開始当初から出演している向井が「病気をして約40回も番組を休んでしまった。そのとき、みなさんが『元気になって戻っておいで』と私の復帰を待っていてくださって…」と感極まって涙ぐむと、神田が「いつもコレなんですよ~」とすかさず懐からティッシュを取り出して涙を拭かせるなど、チームワークのよさを垣間見せる一幕もあった。

一方、昨年からレギュラーとなった三船は「初出演のときはガチガチだったけど、神田さんがダジャレ攻撃で緊張がほごれました」とダジャレの効果を絶賛。草野にも「人の気持ちをくみ取って、元気にしゃべれるようにする神田さんの司会術はすごい。卓越したものだと思います」とベタ褒めされた神田は、「あのダジャレは全部、台本に書いてあるんです(笑)」と照れ隠しのジョークを飛ばして笑わせていた。