女優のペネロペ・クルスが、2004年にトム・クルーズと破局した理由にも自身が信奉する新興宗教サイエントロジーの関与があったと報道されている。
2001年の作品『バニラ・スカイ』で共演した2人は3年間交際を続けていたものの、敬虔な仏教信者であるペネロペは、トムが信じるサイエントロジーのために仏教の信仰を捨て切れなかったという。
ただ当時ペネロペは、同教団で行われていた一連の質問によってその人の精神的な悩みを探り出すという講習、オーディティング・セッションをトムのために受けていたとみられている。しかし、同教団のリーダーの1人でトムとも親しいというデビッド・ミスキャベッジ氏は、ペネロペが仏教を捨てきれないと判断したらしい。
ヴァニティ・フェア誌の報道によれば、サイエントロジーのトムを指導するチームはさらに、オーディティング・セッションによってトムの将来の理想的な妻を探し出し、すでに同教団の中にいる信者の女性がよいと判断したとのこと。
先日来のヴァニティ・フェア誌による一連の教団報道に関して、サイエントロジー側は、トムの奥さん候補をオーディションであっせんした事実はなく、さらにペネロペの宗教的信仰を否定した事実もないと強く反論し、USウィークリー誌に声明を出している。「サイエントロジー教会のリーダーであるミスキャベッジ氏に関してヴァニティ・フェアが主張していることや、その前提は全くもって偽りで事実に反しており、我々としては断固否定します。我々の教会に対するいかなる主張やできごとも全て事実無根です」
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