10月20日(土)に初のシリーズ単体映画が公開される『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』のヒロイン、およびキャストが発表された。

まずヒロイン河井衣月役には、『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』や映画『僕等がいた』などへの出演で知られる滝裕可里。雑誌『ラブベリー』元専属モデル出身で、現在はドラマやCMなどで活躍、若手注目女優の一人に挙げられる彼女が、石垣佑磨演じる主人公・十文字撃の幼なじみを演じる。

キャスト発表に合わせて、ギャバンがヒロイン河井衣月(滝裕可里)を抱きかかえる場面カットも公開

さらに本作には、豪華キャストが多数出演。撃と衣月の幼なじみで、衣月に思いを寄せる大熊遠矢役に永岡卓也、銀河連邦警察で撃のパートナーを務めるシェリー役に『侍戦隊シンケンジャー』でシンケンイエローを演じた森田涼花。そして、ギャバンを地球に派遣した銀河連邦警察の最高責任者で、本人も多数の悪の組織を滅ぼした伝説の宇宙刑事・コム長官役は、1982年より放送されたテレビシリーズに引き続き、西沢利明が務める。そのほか、コム長官の秘書のエリーナ役には穂花、初代宇宙刑事ギャバン・一条寺烈役には大葉健二と、世代を超えた個性的なキャスティングが揃った。

『宇宙刑事ギャバン』は、1982年~83年に放送され、『宇宙刑事シリーズ』三部作の第1弾、それを含む『メタルヒーロー』シリーズの第1弾作品。放送当時、特撮映像の高いクオリティ、SF性、ライブアクション、物語のスケール、躍動感ある劇中音楽など、すべての点において画期的な作品として、大きな注目を集めた。生誕30周年を迎えた今年は、1月に映画『海賊戦隊ゴーカイジャー VS 宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』が公開され、VS シリーズ最高の全国52万人の大ヒットを記録し、さらに過去作が『宇宙刑事ギャバン メモリアル 30年目の再会』としてDVD化。まさに今年は「ギャバン旋風」吹き荒れる記念すべき年であり、満を持して公開される初の単体映画『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』は、脚本を小林雄二、監督を金田治が務め、新生ギャバンと初代ギャバンと新旧がタッグを組み、Wギャバンとして新たな「宇宙刑事伝説」が描かれる。