マルハニチロホールディングスは2012年7月5日~7月9日の5日間で、週に1日以上コンビニエンスストアを利用する20~59歳の男女に対し、「コンビニエンスストア利用実態調査」を実施した。調査方法はインターネット(モバイル)で、1,000名の有効回答を得た。
まず、どのようなシーンでコンビニを利用しているか聞いたところ、「通勤・通学の途中(帰り)」55.1%でトップ。続いて「通勤・通学の途中(行き)」49.8%、「ドライブの途中」43.2%、「お出掛け前(行く途中)」42.7%、「お出掛けの帰り」37.5%となった。また、コンビニの買い物の際、1回あたりいくら位使うことが多いか聞いたところ、「500円~599円」との回答が最も多く30.9%、「1,000円~1,499円」24.8%がそれに続き、平均金額は755円となった。
どのようなシーンでコンビニを利用しているか? |
続いて「コンビニに入店するきっかけとなるもの」について尋ねると、「パン/サンドイッチ」が51.4%でトップ。続いて「おにぎり/手巻きずし」48.7%、「ジュース/炭酸飲料」45.8%、「お茶」40.0%、「お弁当/おすし」37.4%、「スイーツ/デザート」34.9%、「コーヒー」33.5%となり、食事や飲料、スイーツがきっかけで入店するケースが多いようだ。
入店するきっかけの商品は男女間では特徴がみられ、男性では「コーヒー」40.2%や「タバコ」29.8%といった嗜好(しこう)品が女性より10ポイント以上高くなり、女性では「パン/サンドイッチ」59.4%、「スイーツ/デザート」49.6%といった食事や甘いもので男性より10ポイント以上高かった。
コンビニに入店するきっかけとなるものは? |
また、コンビニを利用する機会が増えているかどうか尋ねたところ、「増えた」40.2%、「どちらともいえない」51.4%、「減った」8.4%となった。買う頻度や利用する頻度が増えたものをついては「パン/サンドイッチ」最も多く、続いて「おにぎり/手巻きずし」、「スイーツ/デザート」となっている。
利用する機会が増えた理由は、「コンビニの商品・サービスの品ぞろえがよくなっている」26.8%が最多で、次いで「少量・食べきりサイズの商品があるから」23.2%、「コンビニの商品・サービスの質が良くなっている」21.1%、「欲しい商品がコンビニで売っていることに(あらためて)気づいた」20.7%となり、品ぞろえの充実が利用頻度の増加につながっているようだ。
コンビニに利用の機会が増えた理由は? |
また、コンビニと併設してほしいお店を聞いたところ、「ドラッグストア/薬局」10.9%が最も高く、ほぼ同率で「本屋」10.3%が続いた。そのほか、「ガソリンスタンド」9.3%、「カフェ/喫茶店」7.6%、「CD/DVDレンタルショップ」6.9%。コンビニでも一部の薬や本、雑誌は置かれているが、さらに充実してほしいという思いがうかがえる。
コンビニと併設して欲しいお店は? |
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