ピン芸日本一を決定する大会『R-1ぐらんぷり』の10周年を記念したライブ『R-1ぐらんぷり2012 10thアニバーサリーイベント』が18日、大阪・5upよしもとで行われ、歴代優勝者9人が出演した。
前列左から、COWCOW多田、佐久間一行、あべこうじ、中山功太、なだぎ武、後列左から、博多華丸、ほっしゃん。、浅越ゴエ、だいたひかる 拡大画像を見る |
同ライブは12日に東京でも開催されたもので、だいたひかる、浅越ゴエ、ほっしゃん。、博多華丸、なだぎ武、中山功太、あべこうじ、佐久間一行、COWCOW多田(以上、優勝年順)の歴代優勝者9人全員がステージに勢揃いするのは今回が初めてのこと。併せて行われた会見では、過酷なピン芸バトルを制した9人が「R-1」への思いを語った。
2007年、2008年と2年連続で優勝を決めたなだぎは「2回目は感極まって涙なんか流してしまいました。世に出る大きなきっかけになった大会」と振り返り、2006年の優勝時に披露した“児玉清のモノマネ”でブレイクを果たした華丸は「相方と35歳で福岡から上京しましたが、この上京をドラクエとすれば、『R-1』は最初に見つけた宝。"きせきのつるぎ"です。おかげで今、クリアに向かってます!」とその存在の大きさを独特の例えで話して笑わせた。
また、今年の第10回大会の王者・多田は優勝賞金500万円の使い途について、「相方が『S-1バトル』で獲った賞金から僕に100万円くれていたので、僕も相方に100万円あげました。お笑い界広しといえども、コンビで100万円のやりとりをしたのはうちだけ(笑)」と「R-1」決勝の常連でもある相方・山田とのほほえましいエピソードを披露。2009年の優勝後も、さらなる快挙を目指して「R-1」に挑戦し続けている中山は「来年の大会もちろん出ます!」と闘志を燃やしていた。
なお、このライブの模様は8月25日 15:00~、関西テレビ『R-1ぐらんぷりフェスティバル』にて放送。9月には同ライブと今年の大会の模様を収録した2枚組DVD『10thアニバーサリー R-1ぐらんぷり2012』が発売される。