パナソニックグループ エナジー社は8月5日に開催されるEV(電気自動車)レースイベント「2012 Ene-1 GP SUZUKA」に、ニッケル水素電池「充電式EVOLTA」で協賛する。

「Ene-1 GP SUZUKA」昨年のレースの様子

レースに使用される充電式EVOLTA

「Ene-1 GP SUZUKA」は昨年からスタートした電気自動車によるエコレース。公道を走行できる電気自動車による「EVパフォーマンスチャレンジ」と、大きな話題を呼んだカテゴリー「KV-40」がある。「KV-40」は充電式単3電池40本を動力とした車両で争うレース。同じ鈴鹿サーキットで行われ、スーパーカブのエンジンを搭載した車両で燃費を競うエコマイレッジチャレンジのEV版のような位置づけで、参加する車両の外観もよく似ている。

参加チームは全国から募集しており、今年のレースでは、「KV-40」のエントリーだけで77台に達した。同クラスには一般チームとともに大学・専門学校チーム、高校生チーム、さらに今年から中学生チームも参加する。コースを3周してのタイムアタックで勝負を決めるが、単三乾電池という限られたエネルギーをいかに効率良く使うかが勝負の決め手となる。

このレースで使用されるのがパナソニックの単3形「充電式EVOLTA」で、エナジー社はこのレースに「充電式EVOLTA」4,000本と急速充電器400個を提供する。