女優の多部未華子が20日、東京・赤坂の乃木神社で主演ドラマ『浪花少年探偵団』(7月2日スタート TBS系 毎週月曜19:00~)のヒット祈願を行った。

左から、松坂慶子、多部未華子、小池徹平 拡大画像を見る

同作は、東野圭吾の同名小説が原作のミステリードラマ。大阪を舞台に、主人公の小学校講師・竹内しのぶと生徒たちが、学校の周辺で起こる事件を解決していく。多部は、勝気で曲がったことが大嫌いなしのぶを演じ、関西弁のセリフに挑戦している。共演は、しのぶに一目ぼれするダメ刑事・新藤修平役の小池徹平、少年探偵団を結成する生徒役の前田航基、前田旺志郎(まえだまえだ)、濱田龍臣、高橋晃、しのぶの母・妙子役の松坂慶子、串カツ屋の女将役の斉藤由貴ら。

この日は、多部未華子、小池徹平、松坂慶子、斉藤由貴、前田航基、前田旺志郎、濱田龍臣、高橋晃の8人が浴衣姿で登場。乃木神社でヒット祈願を行った後、会見を行った。教師を初めて演じた多部は「最近まで制服を着る役が多かったので、『先生に見えないかな?』と思いました。これまで子どもと接する機会もなかったですし」と不安があったようだが、「子供たちのみなぎるパワーがすごかったです。4カ月間接して、初めて子どもをかわいいと思いました。撮影の後半では、いたらうっとおしいけど、いないとさみしいような感じになりました(笑)」と笑顔。「ミステリーの仕掛けがおもしろいですし、家族の愛情や人情がつまっていて心が温まる作品。家族みんなで楽しんでほしい」と胸を張った。

左から、高橋晃、濱田龍臣、松坂慶子、多部未華子、小池徹平、斉藤由貴、前田航基、前田旺志郎

大阪出身の小池は「多部さんのセリフは分量が多いですけど、セリフは完璧でしたね。耳がいいんでしょうか、関西出身かと思うくらい上手でした」と絶賛。「人見知りで、最初は"話しかけないで"オーラが出てたんですけど、時々ジャブを打っていたらストレートに返してくれて。打ち解けられました」と息もぴったりの様子だった。