全国のケーブルTVやスカパー!などで視聴可能なCS放送局「キッズステーション」にて、毎日深夜0時直前に放送中の『60日のシンデレラ』。2011年8月に放送がスタートした本作だが、2012年4月からはその第5弾が放送開始となった。

人気イラストレーターと若手声優による新しい形のコラボレーションとして生み出された『60日のシンデレラ』。イラスト:椋本夏夜×声優:大久保瑠美による第1弾、イラスト:椎名優×声優:三上枝織による第2弾、イラスト:亜方逸樹×声優:荒浪和沙に脚本:茉森晶が加わった第3弾、そして、イラスト:藤田香×声優:五十嵐裕美の第4弾に続く第5弾は、数々のライトノベルでイラストを担当するほか、現在「月刊コミックガム」(ワニブックス刊)にて、カラー漫画『こもれびの国』を連載中の得能正太郎氏がイラスト、OVA『みのりスクランブル!』のみのり役をはじめ、アニメ、ゲームで活躍中の声優・阿久津加菜が声を担当している。

『60日のシンデレラ』は深夜0時前にキッズステーションにて放送中

深夜0時直前のわずか10秒間という、まさに一期一会な『60日のシンデレラ』。すでに第5弾の放送も始まり、話題を呼ぶ本作について、イラストレーターの得能正太郎氏、声を担当する阿久津加菜、そして番組プロデューサーの稲垣高広氏が語った作品の魅力について紹介しよう。

さらなる魅力が広がる『60日のシンデレラ』第5弾

――『60日のシンデレラ』もいよいよ第5弾の放送が始まりました

稲垣プロデューサー「魅力的なイラストレーターさんと魅力的な声優さんにコラボしていただき、『60日のシンデレラ』も第5弾まで来ることができました。これも応援してくださっている皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。今回はイラストを得能正太郎さん、声を阿久津加菜さんにお願いしたのですが、絵も声もとてもすばらしいものになっておりますので、ぜひお楽しみください」

――今回、イラストを得能さんに依頼した経緯を教えてください

稲垣P「実は、番組のプレゼントにご応募いただく際、アンケートをとらせていただいているのですが、『描いてほしいイラストレーターさん』というところに、得能さんのお名前がかなり書かれていたんですよ。得能さんがすごく魅力的なイラストをお描きになることは以前から存じ上げていたこともあって、今回お願いしてみました」

――視聴者からのリクエストと言うことですが、最初に話を聞いたときはいかがでしたか?

得能正太郎氏「リクエストが多かったというのは今初めて聞いたのですが、本当に驚きですね(笑)。それほど有名というわけではありませんから、すごくうれしいです」

――稲垣さんからはどのようなオファーが来たのですか?

得能氏「稲垣さんとは以前から面識はあったのですが、突然メールで『お久しぶりです』ってきて(笑)、4月と5月のイラストをお願いしたいと言うことだったんですけど、ちょうどスケジュールも空いていたので、『ぜひぜひ』という感じでお引き受けしました」

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