ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが運営する転職サイト「イーキャリア」は、3月16日~3月21日の6日間、20~39歳の正社員・契約社員・派遣社員に対し、ネットメディア接触に関する調査をインターネットリサーチにて行い、計400名の有効回答を得た。
「出勤中」のネット利用は3割強、スマホでのアクセスは男女差
インターネットを利用しているシーンについて聞いたところ、回答が多かった順に、「帰宅後~就寝前(89.5%)、「休憩時間中」(43.0%)、「昼食中」(36.3%)、「就業中」(32.5%)、「帰宅中」(31.8%)、「出勤中」(31.5%)、「起床~家を出るまで」(27.0%)となった。「出勤中」のネット利用者126名では、スマートフォンでネットにアクセスしている人は男性は26.2%となったが、女性は4.6%にとどまっており、男女差が見られた。
主に利用しているネットコンテンツの種類は、最も利用者数の多かった「帰宅後から就寝前」においては、1位「ニュース・天気」(55.9%)、2位「eメール」(54.2%)、3位が「ショッピング・オークション」(44.4%)、4位が「SNS」(42.2%)、5位「ゲーム」(41.1%)となった。「起床~家を出るまで」、「出勤中」のそれぞれのネット利用者では、「ニュース・天気」に次いで、「SNS」が2位にランクインした。さらに、「就業中」の利用者では、「SNS」の利用率は23.1%(男性32.8%、女性12.7%)となり、男性の3割強が就業中も「SNS」を利用している実態が明らかとなった。
9割近くがSNSに登録
登録しているソーシャルメディアは、1位「mixi」(57.8%)、2位「GREE」(46.0%)、3位「モバゲー(Mobage)」(40.8%)で、いずれも4割以上の回答者が登録。「登録していない」は13.8%に留まり、回答者の9割近くが何らかのSNSに登録していることがわかった。仕事におけるSNSの利用状況については、「仕事の情報収集に利用」(22.3%)、「仕事の連絡に利用」(10.3%)、「会社がビジネス上の情報発信をしている」(9.8%)、「自分自身からの情報発信に利用」(8.5%)となった。
SNSに登録している人に対し、SNSでの実名公開をすることについての意識や実態をたずねたところ、「プライベートな目的で実名公開をしている」(「積極的に行っている」「積極的ではないが行っている」の合計)は、29.5%となり、3割近くの人がプライベートな目的で実名公開をしていることがわかった。
一方で仕事上の目的での実名公開については、「仕事上の目的で実名公開をしている」(「積極的に行っている」「積極的ではないが行っている」の合計)は、14.5%にとどまった。しかし、「現在行っていないが、今後は行うかもしれない」と回答した人は17.4%となり、今後、仕事上の目的での実名公開を検討したいと考えている人が、2割程度存在していることがわかった。
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