アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」を展開するジェイアイエヌは、現代女性を悩ます、なんとなくだるい、疲れ目などさまざまな“プチ不調”と、その原因のひとつとして注目されているブルーライトについて、南青山アイクリニック副院長・井手武、杏林大学医学部精神神経科・古賀良彦、薬剤師/内外美容研究家・早野実希子の各氏による解説を発表した。
ブルーライトは紫外線に次ぐ強いエネルギーの光で、スマートフォンなどのデジタル機器のモニターから多く発せられ、眼精疲労や頭痛、肩こりが引き起こされるほか、体内リズム(サーカディアンリズム)への影響による睡眠障害も懸念されているという。
眼科医の井出氏によれば、ブルーライトは昼間の太陽の光に多く含まれるが、LEDをバックライトに使用したパソコンやスマートフォンなどからも発生しており、現代人は昼夜、室内・室外を問わずブルーライトに接する機会が増えているという。パソコンやデジタル機器から発せられるブルーライトは、体内時計を乱す可能性があり、睡眠などへの影響を懸念する。氏は、目に負担をかけない姿勢を意識し十分な休憩を取る、ディスプレイの輝度を調節するなどの予防策を勧めている。
精神神経科医・古賀氏は、ブルーライトが睡眠にどう関わっているのかは詳しくはわかっていないとしながらも、目への光の刺激は体内時計の働きとリンクしているため、昼夜問わず、長時間ブルーライトを目に浴びれば不眠をはじめ、体に何らかの影響を及ぼすのは当然のことと考えられるという。生活の中でデジタル機器の使用をやめることは難しくとも、対戦型のオンラインゲームなどにはまって夜更かししたりしないように、と注意を促す。
また両氏とも、ブルーライトをカットするPC用メガネの使用の有効性も指摘している。PC用メガネを使用したフリッカー(ちらつき)テストやアクティグラフ実験などでは、メガネをかけることで披露が軽減され眠りが深くなり、翌日すっきりとした状態で過ごせるなどの傾向が見られた。
薬剤師/内外美容研究家の早野氏が運営するサロンでは、眼精疲労を訴える人が増加し続けているという。デジタル機器の過度の使用は、“プチ不調”だけでなく、見た目年齢など美容面でもさまざまな影響を及ぼす。ブルーライトのみならず、作業時に姿勢が悪くなりがちなパソコンによって、顔の動き(表情)が固定され筋肉がかたくなり、たるみやすくなったり、血行不良によるクマが生じやすくなるなどの弊害を指摘している。予防策として、ウォーキングやラジオ体操のような手軽にできるエクササイズを、またトマトやほうれん草、かぼちゃなどの抗酸化作用のあるフィトケミカルを多く含む食材を食べることを推奨している。
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