ホテルオークラ特製 フレンチトーストのレシピ

24時間かけてつくるフレンチトースト。これはホテルオークラのレシピによるもの。同ホテルのサイトには、「シェフのこだわりレシピ」が何品も掲載されている。その中で注目したのがフレンチトーストだ。一体何をどうして丸1日かけてつくるのかというと、食パンを卵液に漬けこむ時間が丸1日なのだ。

使用するパンは4枚切りといった厚切りがおススメ。詳しいレシピはホテルオークラサイト内ページを見ていただきたいが、卵や牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜ合わせた卵液に片面約12時間ずつ食パンを漬け込む。

12時間漬け終わったところ

24時間漬け終わったところ

12時間もたつと、2/3程度の卵液がしみ込んでいる。これをひっくり返し、もう片面を浸す。丸1日たつとパンは卵液をしっかり吸い込んでかなりの重さ。これをフライパンで焼くのだが、砂糖が入っているためとても焦げやすい。弱火でじっくり焼くのがポイントだ。

見た目はだし巻き玉子のよう。中までしっかりと卵液がしみ込み、とろける食感に

焼きあがったフレンチトーストは、だし巻き玉子のような見た目。中までしっかりと卵液がしみ込んでおり、口に入れるとふわ~っととろける。食パンでつくっていることを忘れるようなとろけ方である。表面は少しカリッとしているので、その食感のコントラストがなんとも魅力的。丸1日漬け込むだけでこの絶品フレンチトーストが完成するのなら、またぜひやってみたい! そう思わせる仕上がりだった。