女優の堀北真希が主演を務める来年4月スタート予定のNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の撮影がスタートし、14日、茨城・高萩市内で会見が行われた。

NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のヒロインを演じる堀北真希 拡大画像を見る

同ドラマは、戦後復興期の東京・蒲田を舞台に自分に自信を持てなかったヒロイン・下村梅子(堀北)が、医師となって命と向き合う奮闘記で、尾崎将也が脚本を手掛けたオリジナルドラマ。この日は、高萩市内に終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田をイメージして建てられたオープンセットで、梅子が医師になろうと決意するきっかけをつくった戦災孤児・ヒロシの新たな出発を見送るシーンが撮影された。

大規模なセットに「この世界観にただ圧倒されるばかりです」と驚いたという堀北は「こちらに来てパッと頭に浮かんだのは、東日本大震災で大きな被害に遭われた街の映像でした。梅ちゃんは明るくてドジなキャラクターなんですが、実際の戦争はこうだったのかなと思うと、最初は明るい気持ちになれなかった」と戸惑いもあったようだが、「温かいキャストの皆さんと一緒に、"何もなくても絆や命がある"というメッセージを伝えられたら」と意気込んだ。

また、梅子の母・下村芳子を演じる南果歩は「物が何もない時代でもみんなのエネルギーがほとばしっていて、3.11と8.15はリンクするところがあると思います。焼け野原で自分の道を築いていく梅ちゃんがどう成長していくのか見守っていきたい」と"母"の顔をのぞかせていた。

左から、松坂桃李、南果歩、堀北真希、片岡鶴太郎、大島蓉子

戦争を名残を出している大規模オープンセット