プロピアの広告キャラクターに就任した東国原英夫。薄毛には本気で悩んでおり、水道橋博士に紹介してもらった同社のシャンプーを使いケアしていたそう

プロピアは自社の新しい広告キャラクターに東国原英夫を起用、9日に都内で就任発表記者会見を行った。

東国原は毛の付いた人工皮膜を頭部に貼ることで薄毛を隠せる「ヘアコンタクト」を装着して登場、「カツラじゃないテクノロジーに感動し、これは広く周知するしかない、と思い今回のお話をお受けしました。頭髪に悩む人のために活動していきたい」と挨拶した。

20年以上に渡り薄毛をネタにしてきたがカツラメーカーなどから声はまったくかからなかったという東国原。「フライデー事件の後ぐらいから抜け始めましたねえ。気付いたらハゲキャラになってました。薄毛って後ろめたさがあるんです。(頭皮が)光っちゃうからおじぎもできませんし」と薄毛の悩みを吐露。

付けたときの感想をきかれると、「思わずニヤリとしましたね。これぐらいあったら人生違ってただろうなと思いますよ。自分の中に自信と力がみなぎってくるような気がします。これを付けて前のかみさんに会いに行ったりね。惚れ直されたら? 望むところですよ、目指せ復縁!」と前妻かとうかずこへの未練をあらわにした。

会見中に登場し、見事なBefore Afterを見せたプロピア社員の浜村さん

ヘアコンタクトを勧めたい政財界の人は、という質問には「個人の名前は出しづらいんですが、前・原子力安全保安院とか、一部キャスターとか……某国家公安委員長にもオススメしたいですねえ」とギリギリの線を攻めて笑いを取っていた。また、現在の薄毛スタイルで広く知られているため、常時装着はしない方針だというが、「大阪府のダブル選挙でもし応援の依頼があったらこれで(ヘアコンタクト付きで)行ってもいいかもしれませんね。『嘘つきー! 詐欺ー!』とか言われそうですが(笑)」。

薄毛スタイルの自分のパネルと握手。カメラマンからは「かっこいいです!」と声が飛んだ

東国原が登場する広告は11月9日より1月31日まで展開予定。