映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』の初日舞台あいさつが5日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇2で行われ、キャストの藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子らが出席した。

左から、伊勢谷友介、藤原竜也、吉高由里子 拡大画像を見る

映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』は、福本伸行の人気コミック『カイジ』(『週刊ヤングマガジン』で連載中 講談社刊)を映画化作品。借金まみれで強制労働施設送りになった伊藤カイジ(藤原)は、裏カジノで「負け組」の仲間たちと共にドン底の人生から這い上がるため、人生を奪回するゲームに命懸けで挑む――というストーリーだ。舞台あいさつには、藤原、伊勢谷、吉高のほか生瀬勝久、香川照之、佐藤東弥監督、原作・脚本の福本が登壇し、集まった観客から拍手で迎えられた。

「公開を楽しみにしていました」とあいさつした藤原は、本物のライオンを使った撮影について「なかなか動いてくれなくて、1シーンに3~4時間かかった」と苦労話を披露。そんな中、藤原、伊勢谷、吉高、香川の4人が猫アレルギーであることが明かされ、香川が「子犬も子猫もダメなんです」と告白すると、生瀬は「それでよく『南極大陸』(香川が出演中のドラマ)やれるな!」と"口撃"し、香川が「『サラリーマン』(生瀬の主演映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』)のように働いてるからね!」と応戦すると会場は大爆笑。その後も続いた生瀬と香川のマシンガントークに吉高は「この2人は、メイク中も『死ね! コラー!』とか言い合って、いつもこんな感じなんですよ」と大笑いしていた。

劇中のゲームに登場するモンスターパチンコ"人喰い沼"にちなみ、銀色のダルマにヒット祈願の目入れを行った

MCが吉高に、タイプの男性は? と聞くと男性陣は「それ聞いちゃうの!?」と色めき立ったが、吉高は「20代~50代までそれぞれいますもんね。藤原さんは30年後、生瀬さんみたいになっちゃうのかー」としみじみ。「ちょっと、それどういうこと!?」と吉高に詰め寄った生瀬は「生瀬さん、好きです」と笑顔で返されニヤけた。終始、爆笑していた吉高は「この舞台あいさつをやり直したい。こんなに笑った舞台あいさつは初めて」と楽しげに語った。

映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』は、全国公開中。