10月1日放送スタートのドラマ『神様の女房』(NHK総合 毎週土曜 21:00~ 全3話)の完成試写会が16日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の常盤貴子、筒井道隆が出席した。
ドラマ『神様の女房』の完成試写会に出席した常盤貴子(左)と筒井道隆 拡大画像を見る |
同ドラマで3回目の共演となった常盤貴子と筒井道隆。過去の共演で常盤は筒井に対して「訳わかんない人」と思っていたようだが、同ドラマの撮影でその印象は変わったらしく、「今回は共通する趣味が見つかりました。漫画の『ONE PIECE』(ワンピース)なんですけど、2人の心の支えにしていましたね。今回はセリフが多くて撮影が大変だったんですが、煮詰まったら『ONE PIECE』の話をして盛り上がるなど、筒井さんのお陰で乗り越えられました」と筒井に感謝しきりだった。そんな常盤に「何をおっしゃるやら」と謙遜した筒井は「最初の頃から変わらず素敵な人だと思います」と持ち上げて常盤を喜ばせた。
電気ソケットから身を起こし、現在の松下グループ(パナソニック)を築いた松下幸之助(筒井)と彼の妻であるむめの(常盤)物語を描いた同ドラマ。常盤は「自分の出たドラマは客観的に見られないことが多いんですけど、今回は偉大な松下幸之助さんも1人の人間だったんだな~と試写を見て感じました」と率直な感想を。「家庭に帰ってきた時にどう苦労したのかを知ることが出来るドラマだと思います。本には載っていない内容もあって、目線は新しいです」とアピールしていた。