東京スター銀行は29日、外国為替レート参照型オフセット定期預金<仕組み預金>(以下、「オフセット定期預金<仕組み預金>」)を、9月1日から販売すると発表した。

「オフセット定期預金<仕組み預金>」は、相対通貨の為替レートによっては元本が相対通貨に交換されて払い戻しされる特約がついている代わりに、相対的に高い金利が設定されている仕組み預金。円預入タイプと外貨預入タイプを用意しており、「満期時の受取通貨が円になっても外貨になっても、通常の定期預金と比べて好金利であるところが魅力の商品」(東京スター銀行)という。

さらに、同商品は、「スターワン住宅ローン」をはじめとする当行の預金連動型ローン商品の連動対象となる初の仕組み預金となっている。

「預金連動型」とは、連動の対象となる預金残高と同額のローン残高には金利がかからない仕組みのことで、従来、連動対象となるのは、円および外貨の普通預金のみであり、かつ、円普通預金の連動部分には利息がつかなかった(※)。同商品の導入により、同行の預金連動型ローンを利用している顧客は、「仕組み預金の好金利も享受しつつ、同時にローンの支払利息の負担軽減も可能となる」(同行)。

※ 外貨普通預金には利息がつく

同商品の主な特長は以下の通り。

  • 金利(3カ月もの) : 円預入タイプ 年利1.0%(税引前)、外貨預入タイプ(豪ドル) 年利2.0%(税引前)(この金利は、第1回募集期間:2011年9月1日~9月13日のもの。金利は募集ごとに見直しとなる)

  • 相対通貨の為替レートにより満期時の元本の受取通貨が決定される仕組み預金

  • 「スターワン住宅ローン」をはじめとする預金連動型ローンの預金連動対象預金