毎日コミュニケーションズはマイコミ新書『折れるな! ~日本が教えてくれた武士の魂~』(ニコラス・ペタス著)を8月23日(火)に発売する。新書版、208ページで、価格は872円(税込)。

ニコラス・ペタス氏は2001年の「K-1 Japan GP」で優勝するなど、2000年代前半を代表する格闘家。1991年に来日し、空手界の巨匠・大山倍達の最後の内弟子となって以来、20年にわたり、日本の格闘技界で活躍してきた。日本語を流ちょうにあやつり、日本文化にも造詣の深い彼は、いつしか「蒼い目のサムライ」と呼ばれるようになり、今も多くの格闘技ファンから親しまれている。

本書では、そんなペタス氏が単身で日本に乗り込み、言葉の壁や文化の違いに戸惑いながらも、「強くなりたい」という信念を貫いて、格闘家としての道を極めていく半生がつづられている。

K-1の試合で足を骨折し、選手生命の危機とまで言われた大ケガを負いながらも、不屈の精神力で復活したペタス氏。彼が出会ってきた日本人やファイターたちは、何を語り、何を実践してきたのだろうか。

日本人以上に日本人らしいとも評されるペタス氏だからこそ気づくことができた「日本のチカラ」を、本書から知ることができる。

なお、本書の発売を記念して、ニコラス・ペタス氏本人による「折れない心の作り方」セミナーが8月20日(土)と9月29日(木)に開催される。ペタス氏自身が空手を通して学んできたことや、ライバルたちから教わってきたことを軸に、ちょっとやそっとの挫折ではビクともしない精神の鍛え方を参加者に伝授する。

著者プロフィール
ニコラス・ペタス(Nicholas Pettas)
1973年、デンマーク人の母とアメリカ人の父の間に生まれる。空手家・格闘家。1991年来日。極真会館総裁・大山倍達の内弟子となる。1998年よりK-1に参戦。2001年、武蔵を破りK-1 JAPAN GP優勝。現在、格闘家としてだけでなく、俳優・タレントとしても活躍中。