マーベル・コミック伝説のヒーローを描いたアベンジャーズシリーズ、映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のワールドプレミアが20日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのコダックシアターで行われ、主演のクリス・エヴァンスをはじめ、ヒロインのヘイリー・アトウェルのほか、サプライズゲストとして『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニーJr.が出席した。
クリス・エヴァンス(左)とヘイリー・アトウェル |
同作は、軍の極秘実験スーパーソルジャー計画により"キャプテン・アメリカ"として、人間の身体能力を極限まで高めた強靭的な肉体を手に入れて生まれ変わった青年・スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)が、ナチス・ドイツが独自に生み出したスーパーソルジャー"レッド・スカル"に戦いを挑むというアクション。
レッドカーペットには、同作の出演者のほか、サプライズゲストとして『アイアンマン』シリーズ『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニーJr.、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、サミュエル・L・ジャクソンら次回作『アベンジャーズ(原題)』のスターたちも登場し、会場を熱気に包まれた。
主演のクリス・エヴァンスは「スティーブは、とにかくいい人間なんだ。彼のそういった性格があるからこそ、特別な能力が与えられる。アイコンでもある盾は、"キャプテン・アメリカ"にとってアイコニック的な要素なんだ。特にコミックの中では、盾はとても凄いことをするんだよ。それを使いこなすのに少し時間はかかったけどね(笑)」と振り返り、ジョー・ジョンストン監督は「彼がスーパーパワーを持ち合わせていない、どこにでもいる青年だという点に私はとても惹かれたんだ。彼は今までと全く違うスーパーヒーロー。シンプルな人間で、肉体的に変身した後でも彼自身は変わらず、それが彼の力となる。クリス・エヴァンスを起用したのは、多くの点においてスティーブ・ロジャースに通じるものがあったからだ」と起用理由を明かした。
また、スペシャルゲストの3人も「この作品の公開をとても楽しみにしていた。なんせ、スティーブ・ロジャースはマーベルヒーローの最初のスターだから。この作品のクオリティーは保障するよ!」(ロバート・ダウニーJr.)、「今日は全員集合だね。クリスとは『アベンジャーズ(原題)』で一緒に仕事しているから、とても楽しみにしている」(クリス・ヘムズワース)、「このシリーズに関われてとても光栄だ。スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr、ソーのクリス、豪華な顔ぶれが揃うから感激だよ」とそれぞれが興奮気味に語っていた。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、10月14日より丸の内ルーブルほかで全国公開(一部劇場を除いて3Dで公開)。