AKB48の藤江れいなとイケメン俳優の八神蓮が、3Dホラー映画『縁切り村~デッド・エンド・サバイバル~』にW主演することが発表された。

3Dホラー映画『縁切り村~デッド・エンド・サバイバル~』に主演することになった藤江れいな
(C)2011 『縁切り村~デット・エンド・サバイバル~』製作委員会

同作の舞台は、東京都西多摩郡にあると設定された架空の村「縁切り村」。悪縁を断ち切る「縁切り神社」があるこの村に、グルメ番組の取材班がやってくる。村の青年・大崎一樹(八神)によるガイドで取材を行っていたクルーたちは、親しい人間との縁を断ち切ってしまう恐ろしい怨霊・縁切り様(藤江)により、次々と呪い殺されていく。

東京都西多摩郡に実在する日の出町が撮影に全面協力したこの作品には、地元住民を対象としたオーディションで選ばれた出演者も多数登場。また、行列ができる店として知られる人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」でも撮影が行われるなど、グルメホラーという側面もある異色の作品だ。

何と言っても一番の見どころは、映画初主演にして特殊メークをほどこし、怨霊として登場する藤江の怪演だ。レギュラーキャストではなかったものの、ドラマ『ゲゲゲの女房』『ハンチョウ~神南署安積班~シリーズ4~正義の代償~』に出演した経験もある藤江は、「今回、ホラー映画ということで今までにやったことのない役にチャレンジさせてもらいました! "3D"ホラー作品なので怖さ倍増だと思います。飛び出る藤江に注目してください」とコメントを発表。彼女の"プロ意識"に感心したという椿光一監督は「AKB48に所属し、常に競争の真っただ中にいる状況がプラスに作用しているのか、仕事に対する集中力とこだわりは、初主演作品とは思えないほどのものでした。そして何をしてもとてもかわいらしい(笑)。劇中では"貞子"のように怖い存在ですが、撮影の合間に見せる表情にスタッフは相当いやされたと思います」と語っている。

体当たりの演技に注目

同じくホラー作品に初出演した八神も「初めてのホラー映画、初めての3D映画ということで、驚きと同時に得るものもたくさんありました。―中略―この記事を読んでいただけているのも何かの"縁"だと思います。縁を今後につなげていくのは自分たち次第。この縁を大切にしていきたいです」とメッセージを発表している。

『縁切り村~デッド・エンド・サバイバル~』は今秋10月公開予定。トップアイドルが演じる怨霊のみならず、Panasonicによる世界初の一体型二眼式3Dカメラレコーダー「AG-3DP1」の映像にも注目したい。