アイドルグループAKB48の高橋みなみ、板野友美、渡辺麻友、峯岸みなみ、高城亜樹が日本赤十字社のオフィシャルメッセンジャーに起用され、17日、東京・港区の同社で行われた「もっとよく知る赤十字!」キャンペーン発表会に出席した。

「もっとよく知る赤十字!」キャンペーン発表会に出席した峯岸みなみ、板野友実、高橋みなみ、高城亜樹、渡辺麻友(左から) 拡大画像を見る

東日本大震災では同社に多くの義援金が寄せられ、5月13日現在で220万件、1,873億円を突破。地震発生から2カ月以上が経った今でも、義援金に関する問い合わせが多いことから、同社では赤十字の活動をもっと広く知ってもらうためにキャンペーンを実施する。AKB48を起用したCM(放映中)のほか、特設サイトでは同社の活動についてのクイズ「赤十字検定」を行い、広報活動を強化していく。

発表会に出席したAKB48のメンバーを代表して高橋が「今回の震災で私たちは当たり前にできたことの尊さを知りました。また、世界に目を向ければ戦争で傷ついた人や飢えで苦しんでいる人々がたくさんいます」とあいさつ。「今、自分に何ができるかを考え、私たちと一緒に行動しませんか? (特設サイトで)一緒に赤十字について学んでいただけるとうれしいです」と訴えた。

また、峯岸はCMのテーマソングである「僕にできること」について「元気で前向きな曲です。レコーディングでは、日本を元気にしようという思いで臨みました。思いが皆さんに伝わればうれしいです」と話し、板野も「『世界をひとつにしようぜ』という歌詞があるんですが、世界の皆さんがひとつになって協力できればいいなという思いで歌いました」と楽曲に込めた思いを語っていた。