以前よりプロジェクトが立ち上がりながらも頓挫し、なかなか実現にまで至らなかった『AKIRA』の実写化がいよいよ具体性を帯びてきたようだ。
『AKIRA』は大友克洋が1982年から1990年にかけて週刊ヤングマガジンで連載したSF漫画。
米ワーナー・ブラザースが制作するこの実写版『AKIRA』はアルバート・ヒューズが監督を務めることが決定しているが、メインキャストについてはジェームズ・フランコ、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ロバート・パティンソン、ミヒャエル・ファスベンダーなどが候補に挙げられては立ち消えしてきた。
しかしHollywood Reporterによると、このたびキアヌ・リーブスが主人公の金田役にほぼ内定したという。
原作では「ネオ東京」を舞台として物語が展開するが、実写版ではこれが「ネオ・マンハッタン」に変更される。脚本は『アイアンマン』のマーク・ファーガスとホーク・オストビー、『ザ・ウォーカー』のゲイリー・ウィッター、『ハリー・ポッター』シリーズのスティーヴ・クローヴスといったそうそうたるメンバーが担当する。
キアヌ・リーブスは現在ハリウッド版「忠臣蔵」の『47 Ronin』の撮影を行っている。共演は赤西仁、柴咲コウ、真田広之ら。こちらの公開は2012年12月予定。