Jリーグ準加盟クラブ・FC町田ゼルビアが10日に開催する東日本大震災復興支援マッチ「ALLPOWERFOOTBALL」のマッチスポンサーに、映画『まほろ駅前多田便利軒』が決定した。これを受けて「FCまほろゼルビアオーセンティックユニフォーム」も制作され、試合会場で販売される。

「FCまほろゼルビアオーセンティックユニフォーム」は、モチーフとなるFC町田ゼルビアのユニフォームと同じくスボルメによるもの

同ユニフォームはFC町田ゼルビア(ホームタウン:東京都町田市)のユニフォームをモチーフとした特別仕様で、エンブレムやスポンサーロゴが映画『まほろ駅前多田便利軒』にちなんだものに変更されている。劇中に登場する「まほろ駅」のある鉄道会社「ハコキュー」が胸スポンサーに、主人公が経営する「多田便利軒」が背中スポンサーに名を連ねたほか、袖スポンサーには主題歌を提供するロックバンド・くるりの名も入っている。

試合当日は、FC町田ゼルビアの選手達も「FCまほろゼルビアオーセンティックユニフォーム」を着用し、物販ブースでも数量限定で販売される。価格は1万5,000円で、売上の一部が東日本大震災の被災地へ送られるとのこと。

ユニフォームの裏面には、「まほろ駅前 多田便利軒」の名が入った

三浦しをん氏の直木賞受賞作を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』は、東京郊外の街「まほろ」が舞台。便利屋を営むバツイチ男・多田啓介(瑛太さん)と、彼のもとに転がり込んできた中学の同級生・行天春彦(松田龍平さん)が、"ワケあり"な人々の依頼を絶妙なコンビプレーで解決していく。

舞台となる「まほろ」は町田市がモデルで、映画の撮影も町田市を中心に行われたことから、今回のコラボレーションが実現した。

映画『まほろ駅前多田便利軒』は23日より、新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国ロードショー。