トヨタマーケティングジャパンと三菱総合研究所はこのほど、バブル時代をすごした40~50代男性の価値観、生活観に着目した意識調査を公表した。同調査は2月4~6日の間、東京・名古屋・大阪1,600名を対象にインターネット上にて実施された。

調査結果によると、1980年代後半のバブル期の趣味・娯楽でもっとも多かったのは「お酒」(38.3%)。以降は、2位は「スキー・スキューバー」(27.3%)、3位「クルマ・ドライブ」(27.0%)、4位「ゲーム」(23.0%)、5位「買い物(DCブランド購入、着用)」(22.3%)と続いた。

一方、現在の趣味で最も多かったのは「パソコン・インターネット」(63.7%)。続いて、2位「国内旅行(温泉など)」(30.5%)、3位「お酒(28.5%)」、4位「ウォーキング」(20.7%)、5位「ペットの世話」(19.5%)の順となった。

スキー・スキューバーやDCブランドの購入、合コンなどバブルの象徴とも言える娯楽を楽しんだ世代も、現在はウォーキングやペットの世話、ガーデニングなど、心のゆとりや健康を気遣う趣味を好む傾向にシフト。また、パソコン・インターネットの利用が2位以下を大きく引き離し、時流をいち早くキャッチして賢くネットを利用し、楽しんでいる様が窺えるという。

バブル期と現在の趣味・娯楽 ランキング